尿の色がいつもと違う!!尿の色でわかる病気のサインとは?

尿の色がいつもと違う!!尿の色でわかる病気のサインとは?

Thumb?1414295452 muah♪さん

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1日に何度も排泄される尿は、健康状態を示すサインです。尿の色調がいつもと違う時は、何らかの病気のサインである可能性も高いです。尿が赤やオレンジや白く濁っている時、いつもと違う時はどんな病気が考えられるのでしょうか。

  • 尿の色の異常とその見分け方

  • 尿の色の異常とその見分け方
  • 便器の色が白であれば尿の色の異常は解かりやすいのですが、最近は黒や赤やピンクなどもあるので、便器の底を見ただけでは判り難いでしょう。

    また、ショッピングモールやデパートなどでは、立ち上がった途端に自動的に流れて行く便器もあるので、「えっ?何この色?」と思った時には流れて行って、「気のせいかな」で終わってしまうこともあります。

    できれば、白の便器で自分でレバーなどを操作して流す便器が理想的ですが、紙コップに尿を取って観察すれば良いでしょう。

    健康人であれば、淡い黄色で透明です。汗をたくさん掻いた時や朝一番の尿は黄色が濃くなっています。逆にたくさん飲み物を飲んだ時や夕方以降は色がうすくなって、透明に近いこともあります。
  • 病気のサインとして、尿の色がいつもとは違った色調になることがあります。その際は、明らかにびっくりするような色になることもあれば、尿検査で初めて異常が判ることもあります。

    びっくりするような尿が出る時は、さまざまな食べ物や飲み物に例えられます。コーラみたいなオシッコが出た、醤油みたいなのが出たと表現したり、麦茶、ウーロン茶、赤ワイン、薄めたトマトジュース、少しうすめのカルピス、米のとぎ汁、レモンティー、オレンジ味の清涼飲料水の名前などで表現する患者さんが多いです。

    血尿は、コーラ、醤油、麦茶、赤ワイン、トマトジュース、レモンティー、オレンジ味の清涼飲料水に例えられることが多いです。白濁は、カルピスや米のとぎ汁などと表現されることが多いです。

    これらの尿は、明らかに病気のサインだと言えるでしょう。
  • 血尿が出た時に考えられる病気

  • 血尿が出た時に考えられる病気
  • 血尿には、目で見て判る肉眼的血尿と、医療機関や健康診断などで尿検査をした時に初めて判る顕微鏡的血尿あります。

    尿検査の中に、尿沈渣という検査項目があります。尿を遠心分離器にかけてその上澄みを顕微鏡で見るのですが、その時に赤血球がたくさん確認されると、潜血反応(+)と表示されます。これが顕微鏡的血尿です。

    一般的に血尿が出て医療機関を受診する時は、トイレで排尿して流そうとしたら、「えっ?何これ?」とびっくりするような色になっていた、というケースでしょう。これが肉眼的血尿です。

    肉眼的血尿では、赤ワインやコーラのような色、オレンジ色などになるので、暢気な人でも明らかに何か病気があると心配になるでしょう。
  • このような血尿が出た時に考えられる病気は、I sitと医学生たちは覚えます。IはIgA腎症と言う腎臓病です。sはstoneで、石なので尿路結石です。iはinfectionで、感染なので腎盂炎や膀胱炎です。tはtumorで腫瘍で、腎臓がんや膀胱がんなどの可能性も否定できません。

    IgA腎症は聞き慣れない病名かと思いますが、典型例は風邪をひいた時にコーラのような尿が出ます。血液中にIgAというたんぱく質が増えるのでこのような病名になっています。慢性腎炎のうち、成人の30%以上、小児のでは20%以上がIgA腎症が原因だという報告があります。

    尿路結石は、腎臓や尿管に結石ができます。結石と聞くとすごく痛いというイメージを持ちますが、石が小さい場合は痛みがなく、血尿だけが出ることもあります。

    これら以外に、出血が止まりにくくなる血液疾患、腎臓が動く遊走腎、腎静脈が腹部大動脈の間に挟まって腎臓から出血するナットクラッカー現象などでも血尿が出ることがあります。

    ナットクラッカーは小児から思春期、成人では痩せた人に多く見られますが、大半は自然に治ります。
  • 尿が白く濁っている時や変な色の時

  • 尿が白く濁っている時や変な色の時
  • 健康な人の尿は透明です。底に文字や模様が描いてある紙コップに尿を取ると、そこの文字や模様が見えます。

    紙コップの底の文字や模様が見えなくなる場合は、尿が濁っている証拠です、医学用語では膿尿と呼んでいます。

    肉眼では濁っている様に見えなくても、尿を遠心分離器にかけて上澄み液を顕微鏡で見る尿沈渣と言う検査をして、白血球が一定量以上ある場合は、膿尿です。

    尿が白濁している場合に考えられる病気には、尿路結石、腎盂腎炎、膀胱炎、尿道炎、尿細管間質性腎炎などがあげられます。


    尿路結石や腎盂腎炎、膀胱炎などでは、血尿だけではなく尿に白血球が出て白濁することもあります。

    腎盂腎炎や膀胱炎などの尿路感染症では、尿中に白血球だけではなく細菌が検出されます。尿路感染症では、白血球の中でも好中球と言う種類の白血球が多く見られます。

  • また、顕微鏡で見ると、時には白血球円柱と言って、白血球が集まって柱のようになって見えることもあります。

    尿路腫瘍でも白濁することがあります。腎臓がんや膀胱がんが疑われる時は、尿の中にがん細胞がいないか調べることもあります。

    その他には、下剤の影響で赤やオレンジがかった赤い尿が出ることもあります。緑膿菌感染症になると黄緑色の尿が出ることもあります。

    緑膿菌は花瓶の中や花の茎などに付いているどこにでもいる菌ですが、健康人であれば感染することはまず、ありません。抵抗力が弱くなっている場合に、感染することがあります。

    肝臓病の時は、麦茶やウーロン茶のような尿が出ることもあります。

    このように、尿は様々な病気のサインを出していることもあり、尿検査をすれば、色々なことがわかります。
  • 尿の色が変だった時の対処法

  • 尿の色が変だった時の対処法
  • IgA腎症でコーラのような色の尿が出たり、腎臓がんや膀胱がんで真赤な尿が出ても、1回だけで翌日は普通の色だった、ということが良くあります。

    そのため、「なんだ、気のせいだったのかな」と思って放置する人も少なくありません。そして忘れた頃にまたビックリするような色の尿が出て、これは明らかにおかしい、と慌てて病院へ行く、というパターンの人が多いです。

    しかし、1回目に「何?この色?」と思った時点で、受診して欲しい、と言うのが泌尿器科医の願いです。どんな病気にも言えることですが、やはり早期発見・早期治療が何よりも重要です。

    受診する際は、スマートフォンなどで撮影できるようなら、便器の尿を撮影して医師に見せると診断の助けになります。病院へ着いたら尿が出なかったと言う時のためにも、撮影しておくとベターです。
  • 通常は朝一番の尿が一番濃いので、朝起きた時は真赤な色をしていても、夕方になるにつれてだんだん色も薄くなってくるでしょう。それを、治ってきている、と勘違いする人も多いようです。

    しかし、いつもと違う色の尿が出た場合は、できるだけ尿が濃い午前中に受診してください。一般内科よりも泌尿器科か腎臓内科がベターです。

    頻尿や排尿痛を伴っている場合は泌尿器科、高い熱が出ている場合や風邪をひいている場合は腎臓内科が理想的です。

    病院に着いたらおそらく、すぐに検尿するように指示が出るでしょう。すぐに尿検査ができるように、できるだけ、病院へ到着する直前に排尿したりしないで受診してください。

    受診する際は、飲んでいる薬があればその薬剤名が判るようにお薬手帳を持参してください。市販薬やサプリメントも、名前をメモするかパッケージを持って行く等しましょう。
  • 尿の色調の異常と対処法

  • 尿の色調の異常と対処法
  • 1日に数回排泄される尿は、体調を示すバロメータとなったり病気を示すサインを出していたりします。いつもと違って、コーラや醤油や赤ワイン、うすめたトマトジュース、薄めのカルピス、オレンジ味の炭酸飲料のような尿が出た時は、泌尿器科か腎臓内科を受診しましょう。

    血尿が出た場合や尿が白く濁っている場合は、IgA腎症や尿路結石、腎盂炎、膀胱炎、腎臓や膀胱の腫瘍、などの可能性があります。

    夕方には普段の色になっていたから、と放置する人が少なくないのですが、様子を見たりするのは良くありません。たとえ夕方や翌日は今まで通りの色に戻ったとしても、びっくりするような尿を見たのであれば、気持ち的にも、「あれはいったい何だったのかな」などと、もやもやした気分が残るでしょう。
  • 詳しい尿検査などをして、医師から「心配ないですよ」と言われて、初めてホッと安心できるのではないでしょうか。また何か異常が見つかっても、早期に発見できれば早期に治療が開始できます。こじらすことなく治療できて良かった、と思うことができます。

    変な色の尿が出た時は、様子を見ることなく、1回目で速やかに受診してください。できれば、スマートフォンなどで尿を撮影して医師に見せると診断の助けになります。

    服用中のお薬やサプリメントがあれば、その名前も判るようにお薬手帳や薬剤のパッケージなどを持って行きましょう。

    病院に到着すると尿検査があるので、検査ができるようにトイレのタイミングを考えて受診するのがベターです。
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