女性特有の悩みの子宮脱…その症状や原因、治療法、予防法とは?

女性特有の悩みの子宮脱…その症状や原因、治療法、予防法とは?

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妊娠・出産を経験した女性がかかりやすい「子宮脱」。その名の通り、子宮が膣から体外へ出ていることを言います。妊娠中や、将来的に子供を持とうと考えている方には、特に心配な疾患です。その症状や原因、治療方法、運動での予防方法について解説します。

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  • 目次

  • 実は人だけじゃなかった!子宮脱とは何なのか
  • 放っておくと危険!子宮脱の症状
  • どうして起こってしまうのか?
  • 子宮脱のさまざまな治療法
  • 予防は可能?運動で子宮脱を予防する方法とは
  • きちんと運動で予防・対処すればこわくない
  • 実は人だけじゃなかった!子宮脱とは何なのか

  • 骨盤の中には子宮、膀胱、直腸といった臓器があり、それらを支える骨盤底筋群とよばれる筋肉があります。この骨盤底筋群が傷ついたり、弱まることで臓器が下がってしまうことを「骨盤臓器脱」といいます。

    子宮脱はこの骨盤臓器脱の一つであり、本来あるべき位置から下がってしまうことで、子宮の一部もしくは全体が膣から出てしまった状態のことを指します。
    子宮が下がってしまった状態を子宮下垂といい、この下垂が悪化した状態が子宮脱なのです。
  • 子宮脱のうちでも2つの段階に分けることができます。一部の子宮が膣からでている状態を部分子宮脱といい、膣壁が反転して全体が膣から出てしまった状態を完全子宮脱といいます。

    一般的には、出産を複数回経験した女性が高齢になってから起きることが多いです。その一方で、出産直後でも一時的に子宮下垂や子宮脱が起きてしまう方もいます。
    軽い場合には自覚症状がないことが多いですが、視診や内診によって容易に発見することができます。また、体質改善や運動によって予防することも可能です。

    実は、子宮脱は人間だけにおきるものではありません。犬や猫、牛やブタでも起きることがあります。人間だけでなく、哺乳類に共通して起こる可能性のある症状であると言えます。

  • 放っておくと危険!子宮脱の症状

  • 放っておくと危険!子宮脱の症状
  • 軽度の軽い下垂の場合は、下腹部や外陰部の違和感、圧迫感、腰痛といった症状が現れます。自覚症状のない場合も多く、病院の検診で気づくというケースもあります。

    初期の子宮脱では、常時子宮が膣から出ているわけではありません。立ち仕事をしていたり、重いものを持ち上げた時や、トイレでいきんだ時などに、子宮脱が起こります。股にピンポン玉のようなものが触れるような感覚がします。

    悪化していくと、常に子宮が膣から出ている状態になります。膣から出た子宮が外陰部や太ももを圧迫して、不快感をもたらし、痛みを伴うこともあります。歩きにくくなることもあれば、とび出た部分の粘膜のただれや炎症により出血することもあります。
  • 子宮が下がることにより尿道の位置がずれたりして、排尿困難や頻尿といった症状が出ることがあります。また、直腸、膀胱、小腸、尿道など他の臓器も下垂や脱出してしまう場合もあります。

    膀胱下垂や膀胱脱をともなうと、尿漏れや残尿感、頻尿などの障害が生じます。ひどくなると尿が出なくなり、溜まった尿から細菌が感染して膀胱炎や腎臓病につながることも。性交痛をともなうケースもあります。

    放っておくと症状が悪化していくので、早めの受診をすることが大事です。

  • どうして起こってしまうのか?

  • どうして起こってしまうのか?
  • 子宮脱は、骨盤底筋群が弱まったり、傷ついてしまうことや靭帯のゆるみで起こります。骨盤底筋群とは、骨盤の中にある臓器を支える小さな筋肉の集まりのことです。骨盤の中にある膀胱・子宮・直腸を支え、肛門や尿道を締めて漏れを防いでくれています。骨盤底筋群が衰えると臓器を支える力も衰えてしまうので、子宮脱が起きやすくなります。

    どうして骨盤底筋群が衰えてしまうのか。その一番の原因は、妊娠・出産で膣の組織や筋肉がゆるんでしまうからです。

    自然分娩の際、赤ちゃんが産道を通るときに骨盤底筋が引き伸ばされてダメージを受けます。出産を繰り返すごとに、この骨盤底筋のゆるみが大きくなってしまいます。

    多産の方や、難産で赤ちゃんが長い時間産道にいたり、3500グラム以上の大きな赤ちゃんを産んだりといった場合、子宮脱のリスクは高くなります。
  • 加えて、以下の場合に当てはまる方は子宮脱が起きる可能性が高くなります。

    ・高齢出産を経験した
    ・日常的に重たいものをもつことが多い
    ・立ち仕事をしている
    ・高齢者
    ・運動不足で筋力が低下している
    ・虚弱体質

    その他、肥満体質や、便秘がちで排便時に強くいきむことが多く腹圧がかかりすぎることも原因になります。

    また意外なことに、腹筋運動も原因となる場合があるのです。腹筋も同じように腹圧がかかってしまうので、過度な腹筋運動は控えたほうがいいでしょう。お腹を鍛えたい方は、後に紹介する予防法を併用することで腹筋運動も安心して行うことができます。

  • 子宮脱のさまざまな治療法

  • 子宮脱の治療には、手術を行うことが最も効果があります。しかし、進行具合や本人の状況や希望によって治療法は変わってきます。

    骨盤底筋群の衰えや靭帯のゆるみが原因で子宮脱は起こります。手術の方針としては、そのゆるんだところを見つけて、補強するという方法になります。
  • 膣から子宮をすべて摘出して、膣を支える筋膜や靭帯の補強する「膣式子宮全摘術」と「前後膣壁縫縮術」を組み合わせるのが、従来から用いられてきた基本的な術式です。

    この術式は膣以外には傷が残らず、閉経前や子宮がんの不安で子宮の摘出が望ましい場合に適しています。ただし、デメリットとしてほかの骨盤臓器脱が起きる可能性や、性交障害のリスクがあります。

    子宮の摘出をともなわない、「マンチェスター手術」や「膣閉鎖術」という方法もあります。マンチェスター手術は子宮を温存する術式なので、将来妊娠を希望される方に用いますが、再発の危険性が残ります。膣閉鎖術は体への負担が一番少ない方法ですが、術後は性交渉や子宮がんの検診ができなくなります。

    他にも「メッシュ手術」や「腹腔鏡下仙骨膣固定術」などもあります。手術の方法はいくつかあり、それぞれにメリットとデメリットがあるので医師とよく相談して手術方法を決めましょう。

    「ペッサリー挿入法」という方法もあります。ペッサリーリングというドーナツ状の器具を膣に挿入して、子宮をもとの正常な位置に固定する方法です。症状が初期の場合や、手術を望まない、もしくは他の持病により手術が行えない場合に用います。定期的なペッサリーリングの交換が必要になります。

  • 予防は可能?運動で子宮脱を予防する方法とは

  • 子宮脱は予防することが可能な疾患です。予防には、骨盤底筋を運動で鍛えることが効果的です。要は筋トレなので、速攻性はありませんが毎日続けていくことで予防につながります。運動なんてしんどいし苦手だし、という方でも続けられる手軽な予防法を紹介します。

    骨盤底筋を鍛えるトレーニングにはいくつか種類がありますので、やりやすいものを選んで習慣にしてください。
  • ◆仰向けの姿勢でのトレーニング
    仰向けに寝転び、膝を立てて拳一つ分ほど足と足の間を開けます。体の力を抜いて、膣と肛門を締めます。締めた状態で5秒から10秒数えます。朝晩2回ずつ布団の上で行うのがいいでしょう。

    ◆座りながらトレーニング
    椅子に座って、まっすぐ背筋をのばします。肩とお腹の力を抜いて、ゆっくり息を吸いながら、肛門・尿道・膣を締めます。これも5 秒から10秒この状態をキープします。

    ◆立って机に手をついてトレーニング
    机など台になるものに手をつきます。足を肩幅に広げて、背筋を伸ばし、肩とお腹の力を抜きます。ゆっくりと息を吸いながら、肛門・尿道・膣を締めます。同じように5秒から10秒締めた状態をキープします。

    通勤の電車内やデスクワーク中、料理の最中、のんびりテレビをみながらでも、日常生活のなかで気軽に行うことのできる運動です。その日のやる気や体調に合わせてトレーニングを組み合わせ、回数を調節してマイペースで鍛えていきましょう。
    コツコツと運動を続ければ、2,3か月で効果が実感できるはずです。

  • きちんと運動で予防・対処すればこわくない

  • きちんと運動で予防・対処すればこわくない
  • 子宮脱は目立った痛みがないことが多く、デリケートな部分の疾患のために打ち明けにくく、病院の受診が遅くなってしまうケースもあります。しかし早期に治療をすれば、身体へのダメージもなく治療を行うことが可能です。

    直ちに命に関わるような病気ではありませんが、進行すれば日常生活に支障をきたしたり、将来の妊娠・出産に影響が出ることもあります。ですので、早めの対処が重要です。

    女性ならばだれでも起こる可能性のある疾患ですが、過度に怖がる必要はありません。日ごろからの努力で予防は十分可能です。肥満や便秘の改善や、運動で骨盤底筋を鍛えることで予防することができます。

    また、運動以外にも予防のために気を付けておくことがあります。

    出産後は、やはり安静に過ごしましょう。産後早いうちからの力仕事は骨盤に強い負荷がかかるので、重いものを持つことは避けて、じっくり体を休めましょう。出産という一大イベントをやり遂げた体をしっかりと労わってあげることが大事です。
  • そのほか、日常生活では以下に気を付けると良いでしょう。

    ・立つときや歩くときには、つま先を意識してきちんと地面につけること
    ・膝を閉じて椅子に座る
    ・階段を上がるときはつま先立ちで歩く
    ・過度に締め付けるボトムをはかない

    上から3つは普段の動作を少し工夫することで骨盤底筋を鍛えることができて、子宮が下がらないよう予防になります。

    正しい知識を身につけ、普段から気を付けることで子宮脱の不安を解消できます。子宮脱になってしまった場合は早めの医療機関の受診と治療が大切ですが、まずはそうならないように運動で予防を心がけましょう。

女性特有の悩みの子宮脱…その症状や原因、治療法、予防法とは?
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