歯ぎしりとは?そのメカニズムと改善方法

歯ぎしりとは?そのメカニズムと改善方法

Thumb?1414295452 muah♪さん

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悔しさを表す表現で、「歯ぎしりをして悔しがる」とは言いますが、就寝中に歯ぎしりをする人は、あくまで無意識でやっていることなので、自覚のない人がほとんどです。近くで寝ている家族などから、指摘を受けてはじめて自覚する症状なのです。今回は、歯ぎしりが起こるメカニズムと、歯ぎしりの予防方法や改善方法をまとめてみたいと思います。

  • 歯ぎしりのタイプ

  • 歯ぎしりのタイプ
  • 歯ぎしりにはいくつかタイプがあります。

    睡眠中に歯と歯を強くこすり合わせて、「キリキリ」という音を生じさせる歯ぎしりは、グラインディングタイプと言われるものです。

    ひどいと歯や顎にダメージを与え、歯がすり減ったり、破損したりします。

    また強く歯をくいしばる、クレンチングタイプと言われる歯ぎしりも、睡眠中によく見られる症状です。上下の歯をぎゅっと噛みしめた状態のことを言います。

    歯には大きな負担がかかっていますが、音はほとんど生じないので、周囲の人にも気付かれにくい特徴があります。

    最後に上下の歯を「カチカチ」とぶつけ合うタッピングタイプの歯ぎしりです。「グラインディング」や「クレンチング」と比べると発生率は低いと言われています。

    また、上記3タイプが複合的に起こる場合も多いようです。
  • 歯ぎしりの発生率

  • 歯ぎしりの発生率
  • 普段の生活において、人間は常に上下の歯が接触しているわけではなく、常時、歯と歯の間には1mm程度の空間があります。せいぜい1日の中で、食事などで歯が接触するのは、15分から20分程度と言われています。

    しかし寝ている間は、誰もが多少は歯を合わた状態で睡眠を取っています。

    日本人の約5%〜15%が睡眠中に歯ぎしりをしているというデータがありますが、気づいていないものや軽度のものを含めると、もっと高い数字になるかもしれません。
  • 歯ぎしりとストレスの関係

  • 歯ぎしりとストレスの関係
  • 歯ぎしりの原因としてまず考えられるのは、ストレスです。眠りが浅いレム睡眠時に、無意識に脳の中でストレス状態を作って発症します。日中のストレスが上手く解消されていない時は、歯ぎしりを起こしやすいと言えます。

    現代社会において、ストレスと無縁でいられることは不可能なので、ストレスとはうまく付き合っていくしかありません。自分なりのストレス解消術を身につけることも大切です。

    しかし、歯ぎしりをすることで、ストレスを発散しているという側面もあるため、適度な歯ぎしりについては、人間の心身を守るためには必要な行動とも言えます。
  • 飲酒、喫煙、カフェインが及ぼす影響

  • 飲酒、喫煙、カフェインが及ぼす影響
  • 同じく、飲酒や喫煙、カフェインの過剰摂取も、ストレスと同様に眠りを浅くするので、歯ぎしりの原因になる可能性が有ります。

    しかしこれらの嗜好品は、ストレス発散効果があるため、一概に悪いとは言えません。大事なのは適度な量に抑えることです。
  • その他の歯ぎしりの原因

  • その他の歯ぎしりの原因
  • その他の原因として考えられるのは、胃酸が食道に逆流する逆流性食道炎です。胃酸の分泌を抑える薬を処方したところ、一緒に歯ぎしりも治ったという報告もあります。

    歯ぎしりをすることで、無意識に逆流してきた胃酸を胃に戻そうとしていた可能性があります。

    また抗うつ薬の副作用として発症する場合や、遺伝的な要因も指摘されています。睡眠時無呼吸症候群の人も、歯ぎしりをしやすい傾向にあります。
  • 歯ぎしりがもたらす症状

  • 歯ぎしりがもたらす症状
  • 歯ぎしりによって歯や歯茎にダメージが加わると、歯根膜という膜が炎症を起こし、噛むと痛くなったり、歯がしみたり、インプラントやセラミックの詰め物などが破損したり、歯周病が悪化したりと、歯の健康に悪い影響を与えます。

    さらに、顎の関節に負担がかかり、関節内にある軟骨の関節円板が変形し、顎が開きづらくなる顎関節症を引き起こすこともあります。

    その他に、歯ぎしりの時に使う筋肉の影響で、肩こりや偏頭痛の原因になることもあります。
  • 歯ぎしりの治療法

  • 歯ぎしりの治療法
  • 歯ぎしりの改善方法はいくつかありますが、まだ原因の解明が十分ではないため、完全に治すことは難しいと言われています。

    代表的な治療方法として、まずはマウスピースの着用があります。

    それぞれの人の歯型に合わせたマウスピースにより、咬み合わせの調整を行い、歯ぎしりの抑制や、歯と顎関節への負担を軽くします。

    市販のマウスピースの中には粗悪な物もあるので、選び方には注意が必要です。歯医者で型取りをして、自分の歯に合ったものを購入しましょう。

    またジアゼパムやメトカルバモールといった、筋肉の緊張を緩める薬を服用することもあります。

    これにより口の周りの筋肉の緊張を緩和し、余分な力が働かないよう制御します。

    注意点としては、副作用の問題があるので、継続して、長期間使うことはおすすめできません。

    その他には、歯医者で噛み合わせ改善の治療を行ったり、矯正治療も歯ぎしりの改善に効果を発揮することがあります。
  • 歯ぎしり対策には良質な睡眠を!

  • 歯ぎしり対策には良質な睡眠を!
  • 歯ぎしりを防ぐには、眠りを浅くしないように、良質な睡眠を心がけることが最も大切です。

    それには歯ぎしりの大敵であるストレスを軽減することが、一番の近道です。

    ストレス以外にも、普段の生活習慣を整えることも大切です。食習慣も含め、生活は規則正しく、ストレッチなど適度な運動を心がけ、喫煙や飲酒、カフェイン摂取はほどほどにすることで、良質な睡眠を実現することができます。

    歯ぎしりとは無縁な、安らかでリラックスした睡眠を取りたいですね。
歯ぎしりとは?そのメカニズムと改善方法
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