薬膳の効果とは!食材の持つ力を賢く摂り込むためのおいしい知識

薬膳の効果とは!食材の持つ力を賢く摂り込むためのおいしい知識

Thumb?1414295452 muah♪さん

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薬膳にはどんな効果があるのかな?食材にも色んな効果があるって本当?と気になっていませんか。薬膳は中国の医学、中医学の考え方に則って美味しい食事で健康を維持することができるので、健康志向の高まりとともに注目度が高くなっています。今回は薬膳の目的や、薬膳的な食材の持つ力、それぞれの効果についてご紹介します!また、各食材の見やすい表もありますので、ぜひ参考にしてくださいね。

  • 薬膳の効果とは

  • 薬膳の効果とは
  • 薬膳とは、中国の伝統医学、「中医学」の理論に基づいて作られる食事です。

    薬膳の効果としては、「健康維持」「病気予防(免疫力アップ)」「病気の治療の補助(自己治癒力アップ)」が挙げられます。

    中医学では生薬だけでなく、どんな食材にも様々な性質があり、体に作用するとされます。

    個人の体質や不調、季節などに適した生薬や食材を組み合わせた料理を食べることで、心身のバランスが良くすることを目的としています。

    薬膳は、

    「食養(食補)」

    「食療(食治)」という中医学の食事療法がもとになっています。

    「食養(しょくよう)」

    「食補(しょくほ)」

    とも言われ、食事によって健康維持や病気を予防するものです。

    「食療(しょくりょう)」

    は、

    「食治(しょくち)」

    とも言われ、病気の治療や補佐を目的とします。

    食療はしっかりとした中医学の知識がなければ難しいため、一般的には

    「健康維持」「病気予防」

    が目的とされます。

    また、健康になることで、美容効果や活力アップなどにも間接的な効果が期待され、さらにより美容や冷え性対策、便秘解消など目的別の薬膳を提供したり、レシピを公開しているサイトも増えています。

    薬膳は美味しく食べられることも条件としており、またスーパーでも手に入れられる食材でも作ることができるので、ある程度知識をつけてしまえば続けやすい食事法と言えるでしょう。
  • 薬膳における食材の持つ効果

  • 薬膳における食材の持つ効果
  • 薬膳は中国の医学である中医学の理論がもとになっています。

    中医学は、陰陽五行という思想と、実績をもとに積み重ねられてきた医学ノウハウが組み合わされ形成されています。

    陰陽五行では、全てのもの、現象は陰と陽のふたつの性質に分けられ、さらに5つの要素(エレメント)

    「木・火・土・金・水」

    に分けられ、それぞれが影響し合うとされます。

    人の体や病気の症状なども例外ではなく、体の機能も5つの要素に分けられ、影響しあっているとされます。

    また、食材も5つの要素を持っており、味や色などによってグループ分けされます。

    薬膳でよく用いられる陰陽五行説は、

    ■五味


    ■五色


    ■五気(四気)


    ■五季


    ■五蔵



    などがあります。

    これらを上手く組み合わせ、一人ひとりに合った薬膳を作るのです。
  • 薬膳の五行表

  • 薬膳の五行表
  • 五味

    は食材が持つ味、五色は食材の色です。

    五季

    は、季節の変化です。季節によって多めに摂るべき食材があり、旬の食材を摂り入れることも大事であるとされています。

    五臓

    は、臓器というよりは体の影響しあう機能や、それぞれの役割のようなものです。

    また、五行には含まれませんが、体を温める力、冷やす力である感熱に関する性質、

    五気(五性)

    も薬膳では重視されます。
  • 五味の効果

  • 五味の効果
  • 五味

    は食材が持つ味、五色は食材の色です。

    五季

    は、季節の変化です。季節によって多めに摂るべき食材があり、旬の食材を摂り入れることも大事であるとされています。

    五臓

    は、臓器というよりは体の影響しあう機能や、それぞれの役割のようなものです。

    また、五行には含まれませんが、体を温める力、冷やす力である感熱に関する性質、

    五気(五性)

    も薬膳では重視されます。
  • 五味の効果

  • 五味の効果
  • 五味は食材が持つ味です。味の分類によって様々な効果があります。

    は「収斂(しゅうれん)・固渋(こじゅう)・止瀉(ししゃ)」といった効果があります。

    汗を止めたり、下痢、頻尿に効果があるとされます。肝臓、胆嚢、目に良いとされます。

    酸の食材としては、

    リンゴ、あんず、すもも、プルーン、米酢、酢、梅干、ざくろ、梅、かりん、びわ、ヨーグルト、レモン、パイナップル、すだち、ゆず

    などがあります。

    は「瀉火(しゃっか)・清熱(せいねつ)、燥湿(そうしつ)、解毒(げどく)」といった性質があります。

    体にこもった余分な熱や湿気、水分を散らしてくれます。また、溜め込んだ体に悪いものを排出します。心臓に良いとされます。

    苦の食材としては、

    ふき、よもぎ、タラの芽、春菊、銀杏、菜の花、せり、うど、ゴーヤ、茗荷、ほうれん草、高菜、筍、ゴボウ、お茶、コーヒー

    などがあります。

    は「滋養・中和」といった性質があります。

    力を補い、疲れを取る。そして、緊張や痛みを和らげます。脾臓や胃に良いとされます。

    甘の食材としては、

    牛肉、鶏肉、牡蠣、かぼちゃ、ニンジン、山芋、エビ、ブリ、うどん、じゃがいも、とうもろこし、蓮根、卵、大豆、米、小麦粉、ぶどう、なす、キュウリ、キャベツ、トマト、白菜、スイカ、ミカン、梨

    などがあります。

    は「理気(りき)・活血(かっけつ)・発散」といった性質があります。

    気や血の巡りを良くし、体を温め、そして悪いものを散らします。肺、鼻、大腸に良いとされます。

    辛の食材としては、

    ショウガ、唐辛子、ニンニク、ピーマン、玉ねぎ、にら、里芋、ネギ、大根、ずいき

    などがあります。

    鹹(げん)

    は「瀉下(しゃっか)・軟化」といった性質があります。

    硬くなってしまったものを柔らかくする「柔和作用」があります。

    さらに、他の四味を中和させて吸収しやすくするとされます。腎臓、膀胱、耳などに良いとされます。

    鹹の食材としては、

    いわし、めざし、佃煮、大麦、栗、納豆、しじみ、わかめ、ひじき、醤油、昆布、青のり、ハマグリ、アサリ、食塩

    などがあります。
  • 五色の効果

  • 五色の効果
  • 五色は、食材の持つ色です。

    薬膳は味だけでなく、目で楽しむことも大事です。

    彩り豊かな食事が理想とされ、その季節に関係する色の食材を多めに摂ると心身のバランスが摂りやすくなるとされます。

    青、赤、黄、白、黒、それぞれが異なる体への働き方を持っています。

    青色

    (食材では緑色を含む)は、余分な熱を発散し、リラックスさせてくれます。

    春に多めに摂ると良いとされ、肝臓、胆嚢、目に強く働きかけます。

    青色の食材としては、

    緑色の葉物野菜全般、キャベツ、セロリ、ブロッコリー、アスパラガス、青ネギ、青じそ、山菜

    などがあります。

    赤色

    は、血液を補い血行を良くし、元気を与えます。

    夏に多めに摂ると良いとされ、心臓に強く働きかけます。

    赤色の食材としては、

    肉やレバー、鮭、ニンジン、トマト、クコの実、ナツメ、クランベリー

    などがあります。

    黄色

    は、消化の働きをサポートし、活力を回復するとされます。

    梅雨や季節の変わり目に多めに摂ると良いとされ、脾臓や胃に強く働きかけます。

    黄色の食材としては、

    かぼちゃ、じゃがいも、トウモロコシ、ショウガ、栗、みかん、パイナップル、味噌

    などがあります。

    白色

    は、呼吸器系と肌を整え、気分を回復させます。

    秋に多めに摂ると良いとされ、肺、鼻、大腸に強く働きかけます。

    白色の食材としては、

    大根、カブ、シロキクラゲ、お米、白ごま、鶏肉、白身魚、にんにく、りんご、梨

    などがあります。

    黒色

    は、滋養強壮や老化防止、ホルモンバランスを整えるとされます。また、血行も良くします。

    冬に多めに摂ると良いとされ、腎臓、膀胱、耳に強く働きかけます。

    黒色の食材としては、

    黒ゴマ、黒豆、黒米、海藻類、きのこ類、ゴボウ、エビ、牡蠣、スッポン、イカスミ

    などがあります。
  • 五気(五性)の効果

  • 五気(五性)の効果
  • 五気(五性)

    は、

    「熱・温・平・涼・寒」

    というそれぞれの食材の体を温める力、冷やす力を5段階で示したものです。

    「平」を抜いた「「熱・温・涼・寒」を四気(四性)と言い、温めることも冷やすこともしない穏やかな性質です。

    「熱・温」

    は、気や血の流れを良くして、新陳代謝を高めます。寒い時期や、冷えやすい体質の方に適しています。

    「熱・温」の食材には、

    リンゴ、あんず、すもも、プルーン、米酢、酢、梅干、ざくろ、ふき、よもぎ、タラの芽、牛肉、鶏肉、牡蠣、かぼちゃ、ニンジン、山芋、エビ、ブリ、うどん、ショウガ、唐辛子、ニンニク、ピーマン、玉ねぎ、にら、いわし、めざし、佃煮、大麦、栗、納豆

    などがあります。

    「寒・涼」

    は、体内の余分な熱を発散させます。暑い時期や、体に熱がこもりやすい方に適しています。

    「寒・涼」の食材には、

    レモン、パイナップル、すだち、ゆず、ゴーヤ、茗荷、ほうれん草、高菜、筍、ゴボウ、お茶、コーヒー、なす、キュウリ、キャベツ、トマト、白菜、スイカ、ミカン、梨、大根、ずいき、昆布、青のり、ハマグリ、アサリ、食塩

    などがあります。

    「平」の食材には、

    梅、かりん、びわ、ヨーグルト、春菊、銀杏、菜の花、せり、うど、じゃがいも、とうもろこし、蓮根、卵、大豆、米、小麦粉、ぶどう、里芋、ネギ、しじみ、わかめ、ひじき、醤油

    などがあります。
  • 五味・五性の薬膳五行表

  • 五味・五性の薬膳五行表
  • まとめ

  • 薬膳は一人ひとりに合うよう様々な生薬や食材を組み合わせて作られる料理です。

    薬膳や中医学の世界は奥深く、しっかり理解するには、少し時間がかかるかもしれません。

    しかし、寒い時期や体が冷えがちな人は温める効果のある食材を意識して摂るなど、普段の食事にも意識的に摂り入れることは難しくありません。

    普段の食事で健康を維持することができる薬膳、興味のある方はぜひ学んでみてはいかがでしょうか。
薬膳の効果とは!食材の持つ力を賢く摂り込むためのおいしい知識
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